MENU

 

 

 

◆日本神話

◆天皇記

◆日本書紀について

◆当サイト『ふらんく日本書紀』について


 

 

 

 

 

 

 

 

(※準備中)

 

 

日本書紀について


日本書紀。

それは、ゴリゴリの漢文で記された歴史書である。

パッと見ても多分だれも読めない。

まさに古代の暗号文。

今回は太安万侶と稗田阿礼、天武天皇を迎えて、ゆる~くお話しします。

 

日本書紀

古事記

日本書紀と古事記

日本書紀と古事記の内容の違い

 

◆登場人物のゆる~い紹介

 

太安万侶(おおのやすまろ)


日本書紀を作った人たちの1人。

 

 

稗田阿礼(ひえだのあれ)


古事記を作った人の1人。

 

 

天武天皇


第40代の天皇。

 

 

日本書紀と古事記


 

 

やぁ。私は天武。

第 40代の天皇だよ。

さて。

みんなは、古事記や日本書紀は知ってるかな?

どちらも、むかしむかしに作られた歴史書なんだ。

飛鳥時代に生まれたんだよ。

生みの親は私、天武天皇てんむてんのう

どうして歴史書を作ったのかというと、その謎をひも解くには、今から1300余年ほど前に遡るんだ。

今から、1300余年ほど前。

古事記や日本書紀が作られる前にも帝記ていきといわれる天皇の系譜が書かれたものと

旧辞きゅうじという伝承を記した書物

日本神話を記した書物、その他の歴史書が存在していたんだ。

しかし、それらの記録は『乙巳の変(大化の改新)』でほとんどが焼失してしまってね。

さらに、長い歴史の中で歴史書の修正が次々と行われていき、歴史書の真実味は失われていったんだ。

そこで・・・。

時の天皇である私は、正しい歴史書を後世に残そうと思い、歴史書を作り直す国家プロジェクトを計画したんだ。

こうして、古事記と日本書紀の2つの歴史書が作られることになったんだよ。

ちなみに、古事記と日本書紀を合体させた短縮言葉は『記紀(きき)』っていうんだ。

覚えておくと便利かもね。

さて、私が発案した古代プロジェクト『記紀』について、ゆる~く紹介しようか。

 

日本書紀


 

日本書紀の呼び名は

『日本書紀(にほんしょき/にっぽんしょき)』

または、日本記にほんきとも呼ばれるの。

省略されて『』とも呼ばれるわね。

奈良時代から平安時代にかけて編集された歴史書『六国史りっこくし』の1つよ。

プロジェクトの企画者は天武天皇。

天皇の命令により作られた

日本で最古の歴史書』

とされているわ。

古事記が全3巻であるのに対し、日本書紀は30巻プラス系図1巻。

何かの凶器に使えそうな位のボリュームがある書物ね♡

現存する最古の書物は平安極初期のもので、写本は古本系統と、卜部家系統の本に分類されるの。

日本書紀は『国史大系こくしたいけい』『古典大系こてんたいけい』などに収められているわ。

気になった方がいたら読んでみてね♡

 

内容


 

 

681年から書物を作る作業がスタートして、川島皇子かわしまのみこ達と6名の皇族、6名の役人が編纂へんさんしたんだ。

その作業に、太安万侶おおのやすまろ藤原不比等ふじわらのふひとも関わっていたみたいだね。

記載された内容は、天と大地の誕生から持統天皇じとうてんのうの時代まで。

朝鮮半島の出来事も沢山出てくるよ。

日本神話は30巻中2巻のみ。

全体の1/15と少なめなんだ。

日本書紀の特徴は、年代を追いながら細やかに出来事を記している所だろうか。

また、本文の後に注釈の形で、

多くの異伝を書き留めている箇所が沢山見られるのも特徴だね。

『一書に曰く(あるふみにいわく)一書云、一本云、別本云、旧本云、或本云』

・・・といった感じで。

なぜ、このような注釈が沢山あるのかというと・・・。

それは、日本書紀を編纂へんさんしたスタイルにあるんだ。

日本書紀は編纂へんさんする時に、多くの資料を参考に作られたんだ。

だから、本文の他に『ある書物にはこんな話があるよ』という紹介があるんだ。

それは物語だけではなく、漢字の読み方の説明や、登場する神様や人物についても同じように紹介していたりするよ。

同じような内容でも表記が違っていたりする場合もある。

そうそう。歌も入っていてね。

その数は128首。

歌の数は古事記より多いが、30巻だと少ないかな?

歌にも注目をして貰えると嬉しい。

 

日本書紀は、どうやって作られたの?


 

日本書紀は、多くの資料を参考にしながら編纂へんさんしたの。

主な資料は・・・。

諸豪族に伝えられた先祖の記録や、地方の伝承、政府の記録や個人の手記、寺院の縁起百済などの海外の資料・・かしら

中国や朝鮮半島の文献も引用したわね。

また、日本書紀の編纂へんさんの時には、古事記の編纂へんさんはすでに始まっていたの。

なので、阿礼あれちゃんがまとめた資料もベースにしながら作成したの。

だから、古事記とリンクした内容も日本書紀にあるのよ♡

 

完成した年


 

日本書紀が完成したのは、元明天皇げんめいてんのうの娘であり、私の孫でもある元正天皇げんしょうてんのうの時代とされている。

そうだなぁ・・・。

養老4年(西暦720年)の5月頃だろうか。

編纂期間へんさんきかんは39年。

私の子『舎人親王とねりしんのうによってまとめられて完成したんだ。

 

表記は?


 

 

これが原文です・・・

 

神代上


古、天地未剖、陰陽不分、渾沌如鶏子、溟涬而含牙。及其淸陽者薄靡而爲天・重濁者淹滯而爲地、精妙之合搏易、重濁之凝竭難。故、天先成而地後定。然後、神聖、生其中焉。故曰、開闢之初、洲壞浮漂、譬猶游魚之浮水上也。于時、天地之中生一物、狀如葦牙。便化爲神、號國常立尊。至貴曰尊、自餘曰命、並訓美舉等也。下皆效此。次國狹槌尊、次豐斟渟尊、凡三神矣。乾道獨化、所以、成此純男。

一書曰、天地初判、一物在於虛中、狀貌難言。其中自有化生之神、號國常立尊、亦曰國底立尊。次國狹槌尊、亦曰國狹立尊。次豐國主尊、亦曰豐組野尊、亦曰豐香節野尊、亦曰浮經野豐買尊、亦曰豐國野尊、亦曰豐囓野尊、亦曰葉木國野尊、亦曰見野尊。

(以下省略)

 

わぉ。びっくりした。

ゴリッゴリの漢文だね

歌の部分以外は漢字だらけだ。

 

何を書いてるのか、全くわからないわよね。

そこで・・。

完成の翌年である養老5年(721年)には、日本書紀を自然な日本語で読むために宮中にて時の博士が貴族たちの前で講義をする』

という機会が、公的に設けられたのよ。これを書紀講筵しょきこうえんというの。

開講から終講までに、数年を必要とする長~い講座なの。

承平年間に行なわれた講筵などは、天慶の動乱のために一時中断したとは言え・・・。

終講までに7年かかったの。

もう大変・・・。

また、代々の講筵の記録は聴講者の手によって開催された年次を入れた私記の形でまとめられると同時に、日本書紀の古写本の訓点(書紀古訓)として取り入れられたわよ♡

 

作られた目的


 

日本書紀は『海外向け用の歴史書』を意識して作らせたかな。

日本はちゃんとした歴史がある国家であるという事を、外国にアピールしたかったんだ。

主に、交流や親睦の深かった中国や朝鮮半島を意識したかも・・。

中国のような、自分の国の歴史書があればカッコイイなぁ・・・とか思ったり。

その所為か、ゴリゴリの漢文で作成してしまってね。

誰も読めない暗号文のような状態にしてしまったのは、反省をしている。

 

古事記


 

呼び方は『古事記(ふることぶみ/こじき)』

現存する歴史書の中で、1番の古株とされているんだ。

和銅5年(712年。奈良時代)に完成したよ。

プロジェクト企画者は天武天皇てんむてんのう

書物は、上つ巻・中つ巻・下つ巻の3巻で構成されているんだ。

 

内容


ストーリーの構成は、上つ巻が日本神話。

中つ巻は、神様にサポートされながら天皇が国を作っていく物語。

下つ巻では神様はほとんど登場せず、天皇の物語のみよ。

書物に取り入れた時代は、天と地の誕生から推古天皇すいこてんのうまで。

主に古い時代について書いていて、日本神話は3巻中1巻。

神話率は全体の1/3と多めなの。

歌も登場してて、その数は112首。沢山あるわね♡

古事記は『帝記ていき』や『旧辞きゅうじなどを参考に編纂したの。

この2冊は、すご~くボリューミーな書物で・・・。

暗記や書き残す作業が、とんでもなく大変だったわ。

そこで・・・。

その書物をスーパー記憶力の良い阿礼あれちゃんに暗記させたの。

阿礼あれちゃんが暗記していた内容を語ってくれて、アタシ執記と編纂へんさんしたの。

 

完成した年


 

プロジェクト中に、天武天皇てんむてんのうが突然亡くなってしまうんだ。

なので、古事記の編纂は中断。

およそ30年経った711年に

天武天皇てんむてんのうの姪っ子の元明天皇げんめいてんのうによって編纂へんさん再スタートしたんだ。

そして、712年に古事記は完成したんだ。

完成した時の嬉しさは、今でも鮮明に覚えてるなぁ。

 

作った目的


 

古事記は『国内用向けの歴史書』として作らせたかな。

天皇家を中心とする国家統一の正当性をアピールするために作ろうと思ったんだ。

天皇家の歴史を中心に、物語風に書いて貰った。

当時はまだ『ひらがな』や『かたかな』がなくてね。

『和化漢文わかかんぶん』という、日本語の表記を漢文で表記する方法を取ったよ。

 

日本書紀と古事記の内容の違い


 

そうねぇ・・・。

ヤマトタケルと、オオクニヌシは知ってるかしら?

この方たちを例に、お話しをするわね♡

 


ヤマトタケルの場合:

父親の景行天皇がヤマトタケルに抱く印象が違う。

 

日本書紀

熊襲討伐くまそとうばつ東征とうせいをやり遂げたヤマトタケルは自慢の息子!!

 

古事記

●残虐性を秘めた恐ろしい息子だ。熊襲討伐・くまそとうばつ東征とうせいを命じよう。

 


出雲神話のオオクニヌシの場合:

扱いが極端

 

日本書紀

●そもそも神話のエピソードが少ない。

出雲神話の大部分がカットされており、因幡いなば白兎しろうさぎや、兄神から試練を受ける物語もなし。

オオクニヌシは泣いてもいいレベル。

 

古事記

●出雲神話が重視され、オオクニヌシは英雄化。

オオクニヌシが傷ついた白兎を助けた『因幡いなば白兎しろうさぎ』の物語もバッチリある。

 


その他の違い

日本書紀は古事記とリンクする物語もあるが、ククリヒメやアマツミカボシなどオリジナルの神話もある。

大地の誕生についても古事記では丁寧に書かれているが、日本書紀ではササ~っと説明をしている。

・・・など

 

ふむふむ・・・。

日本書紀と古事記。

同じ時代に生まれたけど、それぞれの役割も違うし、それぞれに味があるね。

私もゆっくりと読んでみるとしよう。

 

以上、ゆる~い解説でした。

最後までお付き合いしてくれて、ありがとう♡♡

ふらんく日本書紀も、楽しんでね♡

 

 

ふらんく日本書紀って?


ふらんく日本書紀にお越し下さり、誠にありがとうございます。

当サイトは色々とゆる~いので、注意事項があります。

【ご注意】

神様や天皇、皇子や皇女がキャラクター化。

スパイスで妄想もアリ。解説者がちょくちょく入る。

『それでもいいよ~!』という方がいましたら、お付き合い頂けますと大変嬉しいです♪♪

 

 

 

★スペシャルサンクス★


小野寺優さま

ちびキャラちゃんの生みの親さま。

当サイトで、ちびキャラちゃんを使わせていただきました♪

 



 

※当サイトで掲載されているイラスト及び文章の無断転載・転用はご遠慮ください。著作権はデザイナー様、執筆者に帰属します。